WS-2/3-Training
溶接2・3級専門技能研修Training Program
"溶接技量ワンランクアップ" を
目指すプログラム
この『溶接2・3級専門技能研修』プログラムは、"日本中小型造船工業会" 作成のテキストと "相生技能研修センター" 作成の資料を用いて、「溶接士」として必要かつ技能向上の糧となる「溶接技術の基礎」を習得します。
技能習得を効率的に行う工夫として、実技の開始に先立ち "研修生の技量を本人と講師が十分に把握" し「目標」を明らかにします。その上で、研修生ごとの技量に合わせ、評価できる点は伸ばし、課題点においては "具体的な克服方法を実際に示し" ながら重点的に反復訓練を行っています。
習得の検証には実技を兼ねた「NK溶接士技量試験」に準拠した試験を行うため、資格取得までの到達度を確認しながら、研修をすすめていくことが可能です。

主なカリキュラムCurriculum
- 1座学講義
- 映像教材やテキストを使用して『溶接技能』の基礎知識を学びます。
- – 溶接作業基準(安全対策・溶接の基礎)
- – 半自動アーク溶接(溶接法の特徴、ウィビング方法とそのポイント、ビード評価と克服のポイント)
- – 半自動アーク溶接(溶接クレータ処理、溶接欠陥防止法、立向き突き合わせ溶接)
- – 半自動アーク溶接(隅肉溶接、標準溶接条件、片面溶接法)
- – 筆記試験と解説
- 2実技実習
- 個々人の目標設定を行い、レベル別研修を行います。
訓練効果の検証は「NK溶接士技量試験」に準拠した方法で行います。 - – 技能レベル見極め(中板突き合わせ)
- – 突き合わせ溶接(レベル別研修、研修生毎の課題克服)
- – 下向き/立向き突き合わせ溶接
- – 実技修了試験(中板下向き・立向き溶接、厚板下向き溶接)
- – 隅肉多層盛溶接
- – 多層盛溶接の応用、下向き片面溶接(裏当て)
- – 実技試験評価
- 個々人の目標設定を行い、レベル別研修を行います。

研修概要Training Outline
『溶接2・3級専門技能研修』プログラムは、
年に1回 11月中旬ごろに実施しています。
実施時期 / 研修期間 |
11月中旬ごろ / 40時間 (5日間) * 研修日程の詳細は "研修日程" をご確認ください。 |
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募集対象者 | 造船所もしくは関連機械企業の 勤続1~5年の溶接技能者 |
定員 | 8名程度 |
研修会場 | 相生技能研修センター (株式会社JMUアムテック内) 〒678-0041 兵庫県相生市相生5292番地 |
受講料 | 会員企業 : 33,000円(税込) / 人 (テキスト代込み) 会員外企業 : 55,000円(税込) / 人 (テキスト代込み) |
お申し込み方法 |
研修日程の詳細は "研修日程" をご確認ください。 相生技能研修センター 運営協議会 事務局 |
修了証Certification
- 1修了証
- – 兵庫県県民局から【修了証】を発行
- – (一社)日本中小型造船工業会から【修了証】を発行
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